トップページ/娱乐老虎机_mg老虎机-【唯一授权牌照】 「SDGs大作戦」に取り組む経済学部の伊藤志のぶ教授のゼミ生たちが「地球を愛する学園祭」に出展
2005年の愛知万博から20周年を記念 県内22大学?39チーム参加のイベント

愛知大学野球連盟から譲り受けた折れた木製バットをアップサイクルして木工製品に生まれ変わらせるプロジェクト「SDGs大作戦」に取り組んでいる経済学部の伊藤志のぶ教授のゼミ生と愛知県立名古屋聾学校(名古屋市千種区)の生徒たちが8月29日から31日までの3日間、2005年の愛?地球博(愛知万博)開催から20周年を記念して愛知県長久手市の愛?地球博記念公園で開催された「地球を愛する学園祭」に出展しました。
折れたバットをアップサイクルした多彩な木工製品約320点を展示?販売
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多彩な木工製品を展示?販売
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愛知商業高校の生徒たちも参加
愛知県主催の愛知万博20周年記念事業「愛?地球博20祭」の一環として開催された「地球を愛する学園祭」は、参加した県内22大学?39チームの学生たちが愛知万博のメインテーマ「自然の叡智」がどのように継承されてきたか、持続可能な社会を残すために何ができるのかを学び、考えを深めてきたことを、展示やワークショップ、制作物の販売などを行うブースの出展を通して、さまざまな世代に発信するイベントです。
第1ターム(8月1~3日)に7大学?9チーム、第2ターム(8月8~10日)に7大学?11チーム、第3ターム(8月22~24日)に6大学?10チーム、第4ターム(8月29~31日)に7大学?9チームがそれぞれ、公園内の地球市民交流センターにブースを出展。伊藤教授のゼミ生と名古屋聾学校の合同チーム「SDGs大作戦」は、「つながる地球、ひろがる未来」をスローガンに掲げた第4タームにブースを展開しました。
ブースには、コースターやスマホスタンドをはじめ、箸やキーホルダー、小物入れに木のしおり、イヤリングなど多彩なアップサイクルの木工製品が並べられ、3日間にわたってゼミ生30人と伊藤教授、名古屋聾学校の生徒や教員が交代で詰めかけた来場者の接客や会計などを務めました。初日の29日には硬式野球部長で経済学部の渋井康弘教授と渋井教授の教え子が教員を務めている愛知商業高校の生徒5人も加わりました。
木の花のバラやコロコロアニマルを作る手作り木工体験コーナーも
展示?販売したアップサイクル製品は、この1年間にゼミ生が名古屋聾学校のインテリア科で生徒たちと一緒に製作した約320点で、トヨタ紡織から譲り受けた廃棄予定だったという高級車「レクサス」のシートと同じ生地とパレットを使ったスツールや、ボードゲーム「リバーシ」のゲーム盤など、今年度の新作も登場。来場者はさまざまな製品を手に取って見入ったり、気に入った製品を買い求めたりしていました。
また、手作り体験のワークショップとして、木をカンナで削った細長いひも「カンナロール」を使って木のバラの花を作る体験や、動物をかたどった板にタイヤを接着剤で付けて完成させる「コロコロアニマル」作り体験などを開催し、親子連れや年配の夫婦らが楽しんでいました。バラの花作りを楽しんだ来場者は「きれいなバラの花が出来上がり、カンナくずもこんな使い方もできるんだと感心しました」と話していました。
伊藤教授は「2005年の愛知万博の時は『3R』(リデュース、リユース、リサイクル)という考え方でしたが、20年後の今は生活に役立ち、人に喜ばれるグッズを『アップサイクル』するという新しい価値観になっていることを伝えることができれば」と話していました。今回の出展での販売収益や手作り体験の参加費は能登半島地震の被災地支援に役立てることにしています。
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木を削って細長いひもを作る
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接客や会計などを担ったゼミ生たち
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新製品のスツールとリバーシのゲーム盤
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木工製品の数々
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ブースの前に設置した案内板
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第4タームのスローガン
