大学概要【2025年度実施分】折れた木製バットのアップサイクル企画を通じたSDG's達成への参画
経済学部
SDG'sのNo.14、No.15を念頭に、「木を切らずに人の役に立つ木製品を作る」プロジェクトを立ち上げましたが、木工加工の技術を持つ愛知県立名古屋聾学校のインテリア科の生徒と話し合ううちに、貧困に窮する子供たちに食料や教育を届けたいと考えるようになりました。SDG'sのNo.1やNo.4に関連付けた作品を作ります。
ACTIVITY
名古屋聾学校で今年度新企画の作品を制作しました。
2025/07/08
6月の第1~第4月曜日に名古屋聾学校で、今年度の作品制作に取り組みました。今期は名古屋紡織株式会社様より廃棄パレットのご寄付を頂き、「折れた木製バット」を使用してきた旧来より大きい作品も創れるようになりました。パレットはリバーシのゲーム盤やスツール椅子の座面に使われる予定です。(バットは従来のスツールの脚や、箱、コースター他になります。)
作品の販売や木工ワークショップは、今年も聾学校文化祭(10月25日(土))、名城大学祭(10月31日(金)、11月1日(土))に加えて愛?地球博記念公園で開催される「地球を愛する学園祭」でも実施します。
「愛?地球博20周年記念事業:地球を愛する学園祭」【第4ターム:8月29日(金)~31日(日)】地球を愛する学園祭 | イベント | 愛知万博20周年記念事業に参加が決定しています。
第1回リバーシ大会を開催しました。
2025/08/28
リバーシのゲームセットが5セット完成しました。
駒は折れたバットのグリップの部分から、ゲーム盤は主に廃棄パレットから作りました。リバーシを苦労して作成したゼミ生の中から「(ゲームセットが)実際に使われるところを見たい」という声が上がり、中日青葉学園の子供さんたちを招いて「第1回リバーシ大会」を実施することになりました。中日青葉学園とは、昨年、「食堂の椅子」の張替えをさせて頂いたことでご縁が繋がっています。
集まったのは青葉学園の小?中学生の子供たち18人、名古屋聾学校から2人、名城大学生7人と、青葉学園のスタッフの方10人です。リバーシ大会は3回戦まで進め、1位の総合優勝チームには木製の表彰状とリバーシ1セット、2位の「いっぱいポイントとったで賞」のチームにも木製の表彰状が贈られました。
愛?地球博20周年記念事業「地球を愛する学園祭」に参加しました。
2025/09/02
「地球を愛する学園祭」第4ターム(8月29日(金)~31日(日))に出展しました。会場の愛?地球博記念公園は夏休みの最後の週末を楽しむ家族連れでとても賑わいました。
私達のプロジェクトでは初めての試みとして、来店された方々にも木に親しんで頂くために、「SDG‘s大作戦」の旗の横に木材(ヒバ)を設置して「鉋(かんな)かけ」を体験できるコーナーを作りました。自分で削った鉋屑(かんなくず)を使ってバラの花を作ることもできます。このほかに「木箱」と「コロコロアニマル」の制作ができるワークショップはお客様に人気で、担当の学生達は相手の方の年齢や好みに合わせて気配りをしながらお手伝いをしました。
昨年の秋から準備を始めた学園祭では、他の大学のチームの皆さんと説明会や横断幕作りなどで交流を重ねてきました。当日の展示はどれもテーマに沿ってよく考えられたもので、お互いに刺激を受け良い勉強になりました。
今回のイベントの中心的なメンバーと、木製バットを集めるために愛知大学野球リーグとのパイプ役を引き受けて下さっている経済学部の渋井康弘教授は、表彰式と後夜祭に出席しイベントの最後を締め括りました。